- 社宅・寮に住んでいても退職代行は利用できます
- 退去日は退職日が基本ですが交渉で猶予も可能です
- 退去日の交渉は団体交渉権を持つ労働組合なら可能

社宅住みだと、辞めたらすぐ出て行けって言われる・・・?



退去日って、会社と話し合ってもらえるのかな?
会社の社宅や寮に住んでいると、「辞めたら住む場所まで失うのでは・・・」と不安になりますよね。当然です。仕事のつらさに加えて、住まいの心配まで重なると、頭がいっぱいになってしまうと思います。
でも、安心してください。社宅・寮に住んでいても、退職代行を使って辞めることはできます。そして退去日は、そのまま「すぐ出て行け」となるわけではありません。
この記事では、社宅・寮の退去日はいつになるのか、退去日を会社と交渉してもらえるのか、費用や私物の扱いはどうなるのかまで、順番にやさしく解説していきます。住まいの不安を減らすために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
※この記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。
社宅・寮に住んでいても退職代行は利用できる?
社宅・寮に住んでいても、退職代行は問題なく利用できます。退職を会社に伝えることは、住まいの形にかかわらず、あなた本人に認められた権利だからです。
- 退職はあなた本人の権利で、住まいの形は関係ない
- 社宅・寮は「賃貸借契約」なので家賃を払った分は住める
- 会社への連絡は退職代行がすべて代わりに行う
「会社の家に住まわせてもらっているから、強く言えない」と感じる方は多いです。でも、住む場所を会社が用意しているかどうかと、辞められるかどうかは、まったく別の話です。
住まいが会社の社宅・寮でも退職の権利は変わらない
住まいが社宅や寮であっても、あなたが会社を辞める権利は変わりません。退職は法律で守られた労働者の権利で、会社の許可がなくても辞められます。
社宅・寮に住んでいることを理由に、会社が退職を止めることもできません。もし「社宅に住んでいるうちは辞めさせない」と言われても、それに従う義務はないのです。※退職の意思表示から2週間で退職が成立すると民法で定められています。



住む場所を会社が用意していても、辞める権利はあなたのものです。まずはそこから安心してくださいね。
社宅住みで退職代行を使う人が不安に感じる3つのこと
社宅・寮に住む方が退職代行を使うとき、不安に感じることは大きく3つに分かれます。この記事は、その3つの不安に順番に答えていきます。
- いつ退去することになるのか(退去日)
- 退去日や条件を会社と交渉してもらえるのか
- 私物・会社の備品・費用はどうなるのか
まず気になるのは「いつ退去になるのか」です。次に「退去日を会社と話し合ってもらえるのか」、そして「荷物やお金の実務はどうなるのか」と続きます。この記事では、この順番に沿ってひとつずつ見ていきます。



不安を3つに分けると、意外とシンプルです。ひとつずつ一緒に解決していきましょう。
退職代行を使うと社宅・寮はいつ退去になる?退去日と退職日の関係
退去日は「退職日と同じ」になるのが基本です。ただし、有給が残っている場合や契約の形、会社との交渉によって、猶予が得られる場合もあります。すべてのケースで一律に決まるわけではありません。就業規則・社宅規則や契約の形によって変わります。
- 基本は「退職日=退去日」になる
- 有給が残っていれば有給消化の間は住み続けられる
- 会社所有の社宅に家賃を払っている場合は猶予が出ることもある
- 借り上げ社宅は交渉次第で住み続けられることもある
基本は「退職日=退去日」になる
社宅や寮は、その会社で働いていることを前提にした福利厚生です。そのため、退職すると住む理由がなくなり、退去日は退職日と同じになるのが一般的です。
ただし、これはあくまで基本の考え方です。すぐにその日のうちに出て行かなければならない、というわけではありません。実際には、退職日のあと1〜2週間ほどの間に退去するケースが多く見られます。※会社の就業規則・社宅規則や契約の形によって異なります。
有給が残っている場合は有給消化期間が退去の猶予になる
有給休暇が残っている場合、有給を消化している間は在職扱いになります。そのため、有給消化の期間は社宅・寮に住み続けられるのが一般的です。
たとえば退職を伝えた日から有給を20日消化するなら、その約1か月は在職扱いです。その間に落ち着いて新しい住まいを探したり、引っ越しの準備を進めたりできます。有給が残っているかどうかで、退去までの余裕が大きく変わります。
有給消化そのものを会社に交渉してもらえるかどうかは、有給休暇の消化について会社に交渉してもらえますか?で詳しく解説しています。



有給が残っているなら、その分だけ住まいを探す時間ができます。まず有給の残りを確認してみましょう。
会社所有の社宅に家賃を払って住んでいる場合の猶予
会社が所有する社宅に、あなたが家賃を払って住んでいる場合は、少し扱いが変わります。社宅であっても家賃を払っているなら、それは賃貸借契約にあたります。家賃を払った分までは、当然に住む権利があるのです。
競合記事では「半年間の猶予がもらえる」と紹介されることもあります。ただし、この期間はあくまで一例です。猶予の長さは会社の社宅規則や契約の中身によって変わります。そのため、一律に「半年もらえる」と考えるのは危険です。実際の猶予期間は、会社との話し合いで確認しましょう。
借り上げ社宅は交渉次第で住み続けられることもある
借り上げ社宅とは、会社が大家さんから部屋を借りて、社員に住まわせている社宅のことです。この場合は、契約を会社からあなた本人へ引き継げれば、退職後も同じ部屋に住み続けられることがあります。
ただし、住み続けるには会社と大家さんの承諾が必要です。会社は社員を確保するために、費用を負担して部屋を借りています。そのため、承諾が得られないことも少なくありません。社有社宅・借り上げ社宅・寮では扱いが異なるので、自分の住まいがどれにあたるかを先に確認しておきましょう。



退去日は一律ではありません。あなたの契約の形しだいで、住める期間は変わってきます。
退去日や退去条件は会社と交渉できる?労働組合の退職代行だからできること
退去日や退去条件の交渉は、団体交渉権を持つ労働組合の退職代行なら会社と交渉できます。ここが、社宅住みの方にとって最も大事なポイントです。同じ「退職代行」でも、運営元によって交渉できる範囲がまったく違うからです。
- 民間の退職代行業者は「意思を伝える」だけ
- 労働組合は団体交渉権で退去日・退去条件を交渉できる
- 弁護士は法的な紛争の代理までできる
民間業者・労働組合・弁護士でできる交渉範囲は違う
退職代行は運営元によって3種類に分かれ、できることが違います。民間の退職代行業者は、退職の意思を会社に伝えることはできますが、退去日などの「交渉」はできません。交渉すると非弁行為という違法行為になってしまうためです。
一方、労働組合の退職代行は団体交渉権を持っているため、退去日や退去条件を会社と交渉できます。弁護士の退職代行は、さらに賃貸契約に関する法的な紛争の代理まで対応できます。次の表で違いを整理します。
→ 横にスクロールできます
| 運営元 | 退職の意思伝達 | 退去日・退去条件の交渉 | 法的紛争の代理 | 料金相場 |
|---|---|---|---|---|
| 民間の退職代行業者 | ○ | ×(意思の伝達のみ) | × | 1万〜2.4万円 |
| 労働組合の退職代行 | ○ | ○(団体交渉権あり) | ×(訴訟代理はできない) | 2万〜3万円 |
| 弁護士の退職代行 | ○ | ○ | ○ | 5万〜10万円 |
※料金は2026年6月時点の一般的な目安です。税込・基本料金でそろえています。実際の金額はサービスによって異なります。
労働組合ローキが社宅退去でできること・できないこと
退職代行ローキは、労働基準調査組合が運営する労働組合の退職代行です。労働組合は、組合員のために会社と交渉する権限を持っています。そのため、退去日や退去条件を会社と交渉できます。※団体交渉権は憲法で保障され、労働組合法がその交渉権限を定めています。
ただし、できないこともきちんとお伝えします。ローキは弁護士法人ではないため、大家さんとの賃貸契約に関する法的な紛争の代理や、裁判の代理はできません。また、あなたの代わりに荷物を受け取ったり、退去の立ち会いを代行したりすることもできません。
- できること:会社への退職の意思伝達
- できること:退去日・退去条件の団体交渉
- できないこと:賃貸契約に関する法的紛争の代理・訴訟の代理
- できないこと:荷物の受け取り代行・退去の立ち会い代行
なお、退職したことを理由に会社から損害賠償請求や懲戒解雇処分を受けた場合には、追加料金なしで弁護士が対応します(※急な退職に伴う損害賠償請求および懲戒解雇処分の2類型のみ)。社宅の退去そのものとは別の話ですが、万が一のときの備えとして知っておくと安心です。



退去日を「伝える」だけでなく「交渉する」。ここが、労働組合の退職代行だからできることなんです。
退職代行を使って社宅・寮を退去するまでの流れ
退職代行を使った社宅の退去は、相談から書類の受け取りまで、順番に進みます。全体像を先に知っておくと、何をどこまで自分でやるのかが見えて、気持ちが少し楽になります。
- ①退職代行に相談する(社宅住みであることを伝える)
- ②正式に依頼し、料金を払う
- ③退職代行から会社へ退職の意思を伝える
- ④退去日・退去条件を会社と交渉する
- ⑤会社備品の返却・私物の回収をする
- ⑥決めた期日までに退去する
- ⑦退職に必要な書類を受け取る
まず①の相談のときに、社宅・寮に住んでいることを必ず伝えてください。事前に共有しておくと、退去日の交渉をスムーズに進められます。②で正式に依頼して料金を払うと、③で退職代行が会社へ退職の意思を伝えます。ここから先、あなたが会社と直接やり取りすることはありません。
④では、退去日や退去条件を会社と交渉します。ここが労働組合の退職代行の強みが出る場面です。そのあと⑤で会社の備品を返し、私物を回収します。⑥で決めた期日までに退去し、⑦で離職票や源泉徴収票などの書類を受け取れば完了です。
退職代行を使った当日の流れをもっと詳しく知りたい方は、退職代行サービスを利用する時の流れは?当日の流れを詳しく解説もあわせてご覧ください。



相談のときに「社宅住みです」と伝えるだけで、退去の段取りまで一緒に考えられます。
社宅・寮の退去にかかる費用はいくら?内訳を解説
社宅・寮の退去でかかる費用は、主に4つに分かれます。引っ越し費用、新居の初期費用、社宅・寮の退去費用、そして私物や会社備品の郵送費です。金額は物件や地域、契約によって変わるため、ここでは目安として紹介します。
- 引っ越し業者に払う費用
- 新居を借りるときの初期費用
- 社宅・寮の退去費用(原状回復・修繕費)
- 私物・会社備品の郵送費
※以下の金額はすべて2026年6月時点の一般的な目安です。時期・地域・荷物の量・契約の中身によって大きく変わります。
引っ越し業者に支払う費用
引っ越し費用は、荷物の量や移動する距離、時期によって変わります。単身の引っ越しなら、3万円から8万円ほどが目安です。特に3月から4月の引っ越しが多い時期は、料金が高くなりやすいので注意しましょう。
荷物が少ない場合は、宅配便で送るだけで済むこともあります。自分の荷物の量に合わせて、無理のない方法を選んでください。
新居の契約にかかる初期費用
新しい部屋を借りるときには、まとまった初期費用がかかります。敷金・礼金・仲介手数料・前家賃などを合わせると、家賃の4か月から6か月分ほどが目安です。
社宅から急いで引っ越す場合、この初期費用がいちばんの負担になりがちです。有給消化で退去まで少し余裕がある場合は、その間にお金の準備を進めておくと安心です。
初期費用をおさえたいときは、敷金・礼金がない物件や、初期費用を分割できる不動産会社を探すという方法もあります。
社宅・寮の退去費用(原状回復・修繕費)
社宅・寮を出るときには、部屋を元の状態に戻す原状回復の費用がかかる場合があります。ただし、普通に生活していてついた汚れや傷(通常損耗)は、原則として貸主側の負担です。
あなたが払うのは、故意や不注意でつけた傷など、通常の生活を超えた分に限られるのが一般的です。会社の社宅規則によっては、退去時の負担ルールが決められていることもあるため、事前に確認しておきましょう。
会社備品の返却・私物の郵送費
会社から借りていた備品を返すときや、社宅に残した私物を送るときには、郵送費がかかります。金額は数千円ほどが目安で、荷物の大きさや個数によって変わります。
会社の備品を返すときは、着払いにできる場合があります。まずは退職代行を通じて、会社に返却方法を確認してもらうとよいでしょう。



費用は目安です。有給消化で時間に余裕があるうちに、お金の準備も少しずつ進めておくと安心ですよ。
社宅に残した私物の回収・会社備品の返却はどうする?
私物は自分で新居へ配送するか、会社から郵送してもらう方法があります。会社の備品や貸与品は、着払いなどで会社へ郵送して返すのが基本です。退職代行に、荷物の受け取りや退去の立ち会いを代わりにやってもらうことはできません。
- 私物:自分で配送するか、会社から郵送してもらう
- 会社備品:着払いなどで会社へ郵送して返す
- 退職代行に荷物の受け取り・立ち会いは頼めない
私物の回収方法(自分で配送/会社に郵送を依頼)
社宅に残した私物は、大きく2つの方法で回収できます。ひとつは、自分で新居へ配送する方法です。もうひとつは、会社に頼んで郵送してもらう方法です。退職代行を通じて「私物を着払いで送ってほしい」と会社に伝えてもらえます。
どの私物をどう扱いたいかは、依頼のときに整理しておくとスムーズです。ローキの場合は、申し込み時のヒアリングシートに私物の希望を書く欄があり、そこに返却か処分かを記入できます。
会社備品・貸与品の返却方法(郵送で対応できる)
制服やパソコン、社員証などの会社備品は、郵送で返せます。到着の記録が残る方法で、元払いや着払いで送るのが一般的です。会社へ直接持って行く必要はありません。
返す前に、何を返すのか、どこにあるのかをメモしておくと安心です。もし支店に置いてくる場合は、置いた場所と品目を記録し、写真を撮っておきましょう。あとで「返していない」と言われるトラブルを防げます。



会社に行かなくても、郵送で私物も備品もやり取りできます。顔を合わせずに済むので安心です。
退職代行に荷物の受け取りや立ち会いは頼めない
ここは正直にお伝えします。退職代行は、あなたの代わりに荷物を受け取ったり、退去の立ち会いに行ったりすることはできません。これは労働組合でも弁護士でも同じで、退職代行の対応範囲の外だからです。
荷物のやり取りは、あくまで郵送でのやり方になります。会社に行かずに私物を受け取る具体的な方法は、退職代行利用時の荷物(返却物、貸与品)はどうなる?会社に行かずに私物を着払い郵送で受け取る方法と注意点で詳しく解説しています。
社宅住みで退職代行を使うときの注意点とトラブルの防ぎ方
社宅住みで退職代行を使うときは、3つのことをおさえればトラブルを防げます。就業規則・社宅規則を確認すること、立ち会いは任意だと知っておくこと、そして借り上げ社宅に住み続けるなら上司や同僚が訪ねてくる可能性があると知っておくことです。
- 就業規則・社宅規則に退去のルールがないか確認する
- 退去の立ち会いは任意だと知っておく
- 借り上げ社宅を続けるなら来訪リスクを理解する
- 「すぐ出て行け」と言われて焦って退去してしまう
- 会社備品を返さないままにして請求される
- 立ち会いを断ったのに部屋の状態を記録し忘れる
就業規則・社宅規則に退去に関する記載がないか確認する
まず、就業規則や社宅規則に、退去のルールが書かれていないかを確認しましょう。退去の期限や、退去費用の負担について定められていることがあります。ルールを知っておくと、会社から言われたことが正しいかどうかを落ち着いて判断できます。
ただし、就業規則は法律より優先されません。「退職は1か月前に申し出ること」といった記載があっても、それだけで辞められないということはありません。



ルールを知っておくと、会社の言い分が正しいか冷静に判断できます。まずは手元の書類を確認しましょう。
退去時の立ち会いは任意|行くなら誰かと一緒に
退去のときの立ち会いや、会社への来訪要求は任意です。会社の人と会わずに退去できるケースが多いので、無理に立ち会う必要はありません。
ただ、立ち会いには「部屋の傷が本当にあったか」を両者で確認できるという意味があります。あとから貸主に「破損していた」とうその請求をされるのを防げるのです。立ち会いを断る場合は、荷物をすべて運び出したあと、部屋のあらゆる場所を写真や動画で記録しておきましょう。もし立ち会いに行くなら、念のため誰かと一緒に行くと安心です。
借り上げ社宅に住み続けるなら上司・同僚の来訪リスクを理解する
借り上げ社宅にそのまま住み続ける場合は、注意点があります。住所を会社が知っているため、上司や同僚が訪ねてくる可能性がゼロではありません。
会社との関わりを完全に断ちたい場合は、住み続けるより引っ越したほうが安心なこともあります。今の職場が試用期間中で、今すぐ社宅から出たいという方は、試用期間でも退職代行で即日退職できる?精神的負担を減らす賢い選択もあわせて参考にしてください。
実際にあった社宅退去トラブルの例と対策
社宅の退去では、いくつかの似たトラブルが起こりがちです。よくあるのは、私物を放置したり、会社備品を返さないまま退去したりするパターンです。すると、あとから会社に費用を請求されてしまいます。また、会社から「今すぐ出て行け」と急かされて、慌てて退去してしまう例もあります。
こうしたトラブルは、事前の準備で防げます。私物と会社備品のリストを作り、返却方法を決めておくこと。そして退去日は焦って自分で決めず、退職代行を通じて会社と交渉して決めること。この2つで、多くのトラブルは避けられます。



焦って自分で退去日を決めないこと。交渉できる退職代行に任せれば、落ち着いて進められます。
社宅・寮の退去交渉なら労働組合の退職代行ローキが安心な理由
社宅・寮の退去交渉なら、団体交渉権を持つ労働組合の退職代行ローキに相談すると安心です。退去日や退去条件を会社と交渉できるため、住む場所の不安まで含めて相談できるからです。
はじめに正直にお伝えします。大家さんとの賃貸契約でもめて裁判になるケースもあります。また、退去に関する損害賠償の訴訟が必要になることもあります。こうした場合は、弁護士(弁護士法人)が適切です。ローキは労働組合であり、訴訟の代理や法律事務の代理はできません。そのうえで、退去日・退去条件の「交渉」が中心となる社宅退去では、ローキの強みが活きます。
- 団体交渉権で退去日・退去条件を会社と交渉できる
- 会社と直接やり取りせず退去まで進められる
- 一律19,800円(税込)で相談から交渉まで対応
団体交渉権で退去日・退去条件を会社と交渉できる
ローキの最大の強みは、団体交渉権で退去日や退去条件を会社と交渉できることです。意思を伝えるだけの民間の退職代行業者では、ここに踏み込めません。
「退去日を少し延ばしてほしい」「有給を消化してから退去したい」といった希望も、ローキが会社と交渉します。住まいを探す時間を確保できるかどうかは、この交渉ができるかどうかで変わってきます。



退去日を交渉できると、住まいを探す時間が生まれます。そこがローキに相談する一番の意味です。
会社と直接やり取りせず退去まで進められる
ローキに依頼すると、退職の連絡から退去日の交渉まで、すべてローキが会社との窓口になります。あなたが会社の人と直接やり取りすることはありません。会社には、本人へ直接連絡しないよう書面と電話で強く伝えます。
社宅住みだと、会社と気まずいまま退去するのがつらいですよね。ローキが間に入ることで、顔を合わせずに退去まで進められます。精神的な負担が大きく減るのは、社宅住みの方にとって特に大きな安心材料です。
料金・対応範囲・相談方法(LINE無料相談)
ローキの料金は一律19,800円(税込)です。退職の連絡や退去日の交渉も、この料金に含まれます。追加料金は原則不要です※振込手数料やコンビニ後払いの手数料(4,000円)などを除きます。全国どこからでも対応でき、相談はLINEか電話から無料でできます。
退職したことを理由に会社から損害賠償請求や懲戒解雇処分を受けた場合は、追加料金なしで弁護士が対応します(※急な退職に伴う損害賠償請求および懲戒解雇処分の2類型のみ)。ただし、申し込み時に伝えていないトラブルは対象外です。ローキの特徴やほかのサービスとの違いは、退職代行ローキとは?モームリとの違い・特徴を徹底解説【安く即日対応可能】で詳しく解説しています。
ローキが向いている人・向かないケース
ローキが向いているのは、社宅・寮に住んでいて、退去日や退去条件を会社と交渉してほしい方です。会社と直接やり取りせずに、住まいの不安まで含めて相談したい方に向いています。
一方で、大家さんとの賃貸契約に関する法的な紛争や、退去に関する訴訟が必要な場合は、弁護士が適切です。この場合は無理をせず、弁護士の退職代行を選んでください。ローキの評判や第三者からの評価は、労働基準調査組合 退職代行ローキを検証レビュー!退職代行の選び方も紹介 | マイベストや、退職代行ローキって実際どうなの?メリットやおすすめできる人の特徴を徹底解説でも紹介されています。



住む場所の不安まで一緒に考えられるのが、労働組合ローキの強みです。まずは気軽にご相談くださいね。
よくある質問(FAQ)
退職代行を使うと社宅や寮はすぐに退去しなければなりませんか?
退去日は退職日と同じになるのが基本ですが、有給が残っている場合は有給消化期間が猶予になり、借り上げ社宅などは交渉次第で住み続けられることもあります。就業規則や社宅規則、契約形態によって異なるため、退去日は会社との交渉で調整できる場合があります。
有給消化中は社宅や寮に住み続けられますか?
有給消化中は在職扱いのため、社宅・寮に住み続けられるのが一般的です。ただし社宅規則で例外が定められている場合もあるため、退職代行を通じて会社に退去日を確認・交渉することをおすすめします。
退職代行は社宅の退去日の交渉もしてくれますか?
退去日や退去条件の交渉ができるかは運営元によって異なります。意思を伝えるだけの民間の退職代行業者では交渉はできませんが、団体交渉権を持つ労働組合の退職代行(ローキなど)であれば、退去日や退去条件を会社と交渉できます。
社宅や寮に残した私物や会社の備品はどうすればいいですか?
私物は自分で新居へ配送するか、会社から郵送してもらう方法があります。会社の備品や貸与品は着払いなどで会社へ郵送返却するのが一般的です。退職代行に荷物の受け取りや立ち会いを代行してもらうことはできません。
退去時の立ち会いは必要ですか?会社の人と会わずに退去できますか?
退去時の立ち会いや会社への来訪要求は任意です。会社の人と会わずに退去できるケースが多いですが、立ち会いに行く場合は念のため誰かと一緒に行くと安心です。借り上げ社宅に住み続ける場合は、上司や同僚が来訪する可能性がある点は理解しておきましょう。
まとめ|社宅・寮住みでも退職代行で安心して退去できる
社宅・寮に住んでいても、退職代行を使って安心して退去できます。退去日は退職日が基本ですが、有給消化や交渉で猶予が得られる場合もあります。
- 社宅・寮住みでも退職代行は利用できる
- 退去日は退職日が基本だが、有給や交渉で猶予の余地がある
- 退去日の交渉は団体交渉権を持つ労働組合なら可能
- 私物は郵送、会社備品は着払いなどで返却できる
- 退去の立ち会いは任意で、会社の人と会わずに退去できる
住む場所を失うかもしれないという不安は、とても大きなものだと思います。でも、退職はあなたの権利で、社宅の退去日も交渉で調整できる場合があります。有給が残っていれば、住まいを探す時間もつくれます。ひとりで抱え込まず、住まいの不安まで含めて相談してみてください。あなたが安心して次の一歩を踏み出せるよう、法律とサービスがきちんと支えてくれます。



住まいのことまで、遠慮なく相談してくださいね。退去日の交渉まで、私たちが一緒に進めます。
参考情報・出典
社宅・寮の退去や退職代行の対応範囲については、以下の情報をもとにしています。
退職の権利や退職日については、民法(第627条ほか)で退職の意思表示から2週間で退職が成立すると定められています。労働組合の団体交渉権は、日本国憲法第28条で保障され、労働組合法第6条が交渉の権限を定めています。有給休暇は労働基準法で認められた労働者の権利です。
退職代行ローキのサービス内容・料金・対応範囲は、退職代行ローキ公式サイト(https://rouki.help/ )および労働基準調査組合の案内をもとに記載しています。原状回復の費用負担の考え方は、国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考にしています。本記事の情報は2026年6月時点のものです。
執筆者


労働基準調査組合 執行委員長
谷本 祥子
私は飲食店勤務やメーカー代理店勤務など、さまざまな仕事を経験してきました。メーカー代理店では、商品販売の営業職として働いていました。現場では長時間労働や無理なノルマ強要が当たり前で、私も同僚たちも皆疲弊しきっていました。従業員たちが「辞めたい」と申し出ても、会社は「後任が見つかるまで待て」とか「引き継ぎが終わるまでダメだ」と拒み続け、退職を認めませんでした。中には精神的に追い詰められて鬱病になり、ある日突然来なくなってしまう同僚もいました。
続きを読む
私自身も会社の方針に疑問を感じ、労働環境の改善を上層部に提案しましたが、全く聞き入れてもらえませんでした。それどころか「部下をもっと厳しく指導しろ」と圧力をかけられる始末でした。私も心身ともに不調をきたしたため、退職を申し出ましたが、やはり引き止められ、なかなか辞めることができませんでした。
最終的に、労働問題に明るい仲間達の力を借りて退職することができました。この経験から「働く人たちがもっと気軽に、安心して退職できる仕組みが必要だ」と痛感しました。このような辛い経験をした自分だからこそ、労働者の立場に立って支援したいと考え、現在は労働基準調査組合の執行委員長として活動しています。
同じように悩み苦しむ方々が孤立せず、労働現場で生じるあらゆる労働問題に真摯に向き合い、実効性ある労働法に則った支援を行ってまいります。









