必要書類を送付せず「連絡してくるな」と告げた会社への対応事例
- 2025.05.29
- 2025.05.29
実行日 | 2025年5月 |
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組合員 | Rさん |
年齢 | 20代 |
地域 | 大阪府 |
職種 | 庶務サポート |
雇用形態 | 正社員 |
トラブル種別 | 書類送付拒否 |
外国籍の Rさんは、依頼前の電話相談の時点で号泣するほど精神的に追い詰められており、日常的に社長からのパワーハラスメントに耐えてこられました。ビザの関係上、退職後に離職票などの必要書類を確実に受け取ることが極めて重要でした。
当組合が社長と連絡を取った当初は理解を示していたものの、途中から態度が急変し口調も荒くなりました。その後のメールでは「二度と連絡してくるな」「もう送った。確認しろ」など高圧的な文言が続き、依頼者本人にも CC で共有されていたため、退職後も大きな精神的負担となりました。
それでも当組合は諦めずに粘り強く交渉を重ねた結果、最終的に会社側の社会保険労務士が窓口となり、退職後に必要な書類を Rさんの自宅へ無事郵送させることができました。
当組合は、このような言葉による圧力や不誠実な対応にも屈せず、依頼者の権利と安全を守るため、最後まで粘り強く交渉を行っています。