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退職代行の選び方7つのポイント

2026 6/30
退職代行
2026年4月5日2026年6月30日
退職代行の選び方7つのポイント
谷本 祥子

この記事の著者

谷本 祥子

労働基準調査組合の執行委員長。
自身の現場経験をもとに、退職や労働問題に悩む方へ寄り添った支援を行う。

💡 サクッと結論
  • 運営元の法的権限(交渉権の有無)を最優先で確認する
  • 料金は初期費用だけでなく追加料金を含めた総額で比較する
  • 実績・返金保証・アフターサポートの充実度をチェックする

退職代行サービスを使いたいけれど、業者が多すぎてどこに依頼すればいいのかわからない。そんな悩みを抱えていませんか。

選び方を間違えると、有給消化の交渉ができなかったり、追加料金を請求されたりと、後悔するケースも少なくありません。

本記事では、退職代行の選び方で失敗しないための7つの判断基準を、運営元の違いから料金相場、口コミの見方まで徹底解説します。自分に合った退職代行サービスの選定にぜひ役立ててください。

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目次

退職代行の選び方で最も重要な3つの判断基準

退職代行サービス選びで安心して依頼するために、まず押さえるべきポイントは次の3つです。

・運営元の法的権限を確認する(労働組合や弁護士なら会社との交渉が可能)
・料金の総額と追加費用の有無を比較する(初期費用だけで判断しない)
・実績・返金保証・アフターサポートをチェックする(成功率と退職後の対応範囲が重要)

この3つを押さえておけば、退職代行選びで大きく失敗することはありません。それぞれの詳細をこれから解説していきます。

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退職代行の選び方を間違えるとどうなる?よくある失敗例5選

退職代行の業者選びを誤ると、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクがあります。実際に起きている失敗例を知っておくことで、正しい選び方の重要性が見えてきます。

退職代行で失敗するケースやトラブル事例について詳しく知りたい方は、退職代行のトラブル事例|トラブルにならない退職代行の選び方とは?も参考にしてください。

退職できなかった・会社に拒否された

民間企業が運営する退職代行では、会社に退職の意思を「伝えること」しかできません。会社側が退職を拒否した場合でも、法的な交渉権がないため、それ以上の対応ができないのです。結果として退職が実現しなかったという事例も報告されています。

退職代行を選ぶ際は、まず運営元に「交渉権」があるかどうかを確認しましょう。交渉権があるのは弁護士と労働組合だけです。

有給消化や残業代の交渉ができなかった

交渉権のない業者に依頼したことで、有給休暇の消化や未払い残業代の請求ができなかったという失敗もあります。民間企業が会社との交渉を行うと、弁護士法72条に違反する「非弁行為」に該当するおそれがあります。有給消化や残業代の請求を希望する場合は、交渉権を持つ業者を選ぶことが欠かせません。

追加料金を請求された

初期費用が安くても、有給消化交渉や書類請求などで追加の費用が発生するケースがあります。最初に提示された料金だけで業者を選んでしまうと、結果的に総額が高くなり後悔する原因になります。契約前に追加料金の有無を必ず確認しましょう。

退職後に必要な書類が届かなかった

離職票や源泉徴収票など、退職後に必要な書類の請求まで対応してもらえないケースがあります。退職は完了しても書類が届かなければ、失業保険の申請や転職先への手続きに支障が出ます。サポート範囲と引き継ぎの対応について、事前に確認しておくことが大切です。

損害賠償を請求されて対応できなかった

会社から損害賠償請求をされた際に、弁護士対応のない退職代行では対処できません。特にブラック企業からの退職では、嫌がらせ目的で損害賠償請求の内容証明が届くケースもあります。万が一のトラブルに備え、弁護士が対応できる体制があるサービスを選ぶことが重要です。

退職代行サービスの3つの種類と対応範囲の違い

退職代行の選び方の大前提として、運営元による3つの分類を理解しておく必要があります。民間企業、弁護士(法律事務所)、労働組合の3タイプで、それぞれ法的権限と対応範囲が大きく異なります。

民間企業の退職代行サービス|退職の意思伝達のみ対応

民間企業が運営する退職代行は、会社へ退職の意思を伝達する「使者」としての役割に限定されます。料金相場は1万〜2.4万円程度と安価ですが、有給消化や退職日の交渉は法的に行えません。交渉を行った場合、非弁行為として弁護士法違反に問われるリスクがあります。メリットとしては費用が安い点が挙げられますが、交渉が必要な場面では対応できないデメリットがあります。

非弁行為の詳細については、退職代行の非弁行為とは?弁護士法72条の基準と安全な業者の選び方で詳しく解説しています。

弁護士の退職代行サービス|法的トラブルにも対応可能

弁護士が運営する退職代行は、法的な代理人として交渉から訴訟対応まで幅広くカバーできます。損害賠償請求やハラスメント問題を抱えている方には最適な選択肢です。ただし料金相場は5万〜10万円程度と高めで、未払い残業代や退職金の交渉に成功報酬がかかる場合もあります。

労働組合の退職代行サービス|団体交渉権で会社と交渉できる

労働組合が運営する退職代行は、憲法で保障された団体交渉権を活用して、会社と合法的に交渉できます。有給休暇の消化や退職日の調整など、労働条件に関する交渉が可能です。料金相場は2万〜3万円台とコストパフォーマンスが高く、交渉権と費用のバランスに優れています。

運営元による違いをさらに詳しく知りたい方は、退職代行は弁護士運営と労働組合運営で何が違う?違法リスクと交渉力を解説をご覧ください。

【比較表】3つの運営元の対応範囲・料金・リスクを一覧で比較

項目 民間企業 弁護士 労働組合
退職の意思伝達 ○ ○ ○
有給消化の交渉 × ○ ○
残業代・退職金の請求 × ○ ○(組合交渉として)
損害賠償への対応 × ○ △(弁護士連携が必要)
料金相場 1万〜2.4万円 5万〜10万円 2万〜3万円
非弁リスク 交渉すると違法 なし なし(団体交渉権)

失敗しない退職代行の選び方7つのポイント

ここからが本記事の核心です。退職代行サービスを選ぶ際にチェックすべき7つのポイントを順番に解説していきます。

1. 運営元の法的権限を確認する(交渉権の有無が最重要)

退職代行の選び方で最も重要なのが、運営元に交渉権があるかどうかです。有給消化や退職日の交渉が必要な場合、弁護士か労働組合が運営するサービスを選ぶ必要があります。民間企業に依頼して交渉が必要になった場合、対応できずに失敗するリスクがあることを覚えておきましょう。

2. 料金の総額と追加料金の有無をチェックする

退職代行の費用は、初期費用だけでなく追加料金を含めた総額で比較することが大切です。料金相場は民間企業で1万〜2.4万円、労働組合で2万〜3万円、弁護士で5万〜10万円程度です。相場より極端に安い業者は、後から追加料金が発生する可能性があるため注意が必要です。「追加料金なし」と明記されているサービスを選ぶと安心できます。

料金の詳しい比較については、退職代行の料金相場はいくら?種類別の費用比較と失敗しない選び方も参考にしてください。

3. 実績件数と成功率を確認する(目安は1,000件以上)

成功率100%をうたう退職代行は多く存在しますが、実績件数も合わせて確認しましょう。実績が数十件しかないサービスの「成功率100%」と、数千件の実績に裏付けられた「成功率100%」では信頼性が大きく異なります。公式サイトやメディア掲載実績も含めて、信頼できるサービスかどうかを見極めることが大切です。

4. 返金保証や後払い制度があるか

万が一退職できなかった場合に全額返金される保証があるかどうかは、重要な判断基準です。返金保証があるサービスは、自社のサービスに自信を持っている証拠でもあります。さらに後払い制度があれば、金銭的なリスクを最小限に抑えられます。

5. 口コミ・評判をSNSや口コミサイトで確認する

公式サイトに掲載されている口コミだけでなく、SNSやGoogleクチコミなど第三者の評判も確認しましょう。ランキングサイトの順位だけに頼るのではなく、実際に利用した人の具体的な体験談を読むことで、サービスの実態が見えてきます。悪い口コミへの対応姿勢もチェックポイントのひとつです。

6. 損害賠償や懲戒解雇への対応力があるか

退職したことを理由に会社から損害賠償請求や懲戒解雇を言い渡されるケースは、ゼロではありません。特にブラック企業からの退職では、嫌がらせ目的での請求もあり得ます。万が一のトラブルに備え、弁護士対応が可能なサービスを選んでおくことで安心感が得られます。

損害賠償のリスクについて詳しくは、退職代行で訴えられる?損害賠償のリスクと安心できる業者の選び方をご覧ください。

7. アフターサポートの充実度を比較する

退職完了後の書類請求対応、転職サポート、サポート期間の長さも比較しましょう。離職票や源泉徴収票が届かないといったトラブルは意外と多く、退職後も対応してもらえるかどうかは業者選びの重要なポイントです。

7つのポイントをすべて満たす退職代行をお探しなら、まずは無料相談で自分の状況に合ったサービスかどうかを確認してみましょう。

【状況別】自分に合った退職代行の選び方チャート

退職代行は、自分の状況に合った業者を選ぶことが何より重要です。ここでは状況別におすすめのタイプを紹介します。

有給消化や残業代を請求したい場合

有給休暇の消化や残業代の請求には会社との交渉が必要です。そのため、弁護士か労働組合が運営する退職代行への依頼が必須となります。費用を抑えつつ交渉もしたいという方は、労働組合運営のサービスがコストパフォーマンスに優れています。退職金の請求も同様に、交渉権のあるサービスを選びましょう。

会社とトラブルになりそう・損害賠償が心配な場合

パワハラが横行する職場や、退職に対して報復的な対応をする会社の場合、損害賠償請求のリスクも考慮すべきです。弁護士対応が可能なサービスを選ぶことが重要です。

とにかく安く・早く辞めたい場合

即日で退職したい場合は、即日対応を明記しているサービスを選びましょう。民間企業の退職代行は安いものの交渉ができません。労働組合運営で2万円前後のサービスなら、コストを抑えながら交渉権も確保でき、安全に退職できます。

パート・アルバイト・派遣社員の場合

パートやアルバイトでも退職代行は利用可能です。雇用形態によって料金が変わるサービスもあるため、事前に確認しましょう。派遣社員の場合は派遣元への連絡が必要になるため、派遣社員の対応実績があるサービスを選ぶことが注意点です。40代や50代の方でも、雇用形態に関係なく退職代行を利用できます。

退職代行の料金相場と費用で失敗しないためのチェックリスト

運営元別の料金相場一覧

退職代行の料金は運営元によって大きく異なります。相場を把握したうえで、総額で比較することが業者選定の基本です。

運営元 料金相場 追加料金の傾向
民間企業 1万〜2.4万円 交渉が必要になると対応不可。オプション費用が発生する場合あり
労働組合 2万〜3万円 組合費として含まれることが多い。追加料金なしのサービスもあり
弁護士 5万〜10万円 成功報酬型の場合、残業代や退職金の一部が報酬となるケースあり

追加料金が発生しやすいケースと確認すべき項目

追加料金が発生しやすいのは、有給消化の交渉、残業代の請求、退職後の書類請求といった場面です。「基本料金に含まれる対応範囲」と「オプション扱いになる対応」を事前に確認しておきましょう。料金が不透明な業者は避けるのが賢明です。

労働組合×弁護士対応の退職代行ローキなら安心して退職できる

ここまで解説した7つの選び方ポイントをすべて満たす退職代行サービスとして、退職代行ローキを紹介します。

日本初の弁護士・労働組合ダブル対応で交渉も法的トラブルもカバー

退職代行ローキは、労働基準調査組合が運営する退職代行サービスです。労働組合の団体交渉権を活用して、有給消化や退職日の交渉を合法的に行えます。さらに、退職したことを理由に会社から損害賠償請求や懲戒解雇処分を受けた場合、追加料金なしで弁護士が撤回交渉を行います。ただし、故意による損害や横領など、退職とは無関係な請求はサービス対象外です。この「労働組合×弁護士」のダブル対応は業界初の仕組みで、交渉力と法的安心感を両立しています。

追加料金なしの19,800円(税込)で明朗会計

退職代行ローキの料金は一律19,800円(税込)です。有給消化の交渉、退職届の作成、退職後の書類請求まで、追加料金は一切かかりません。後払いや分割払いにも対応しているため、手元にまとまったお金がない方でも安心して依頼できます。

退職成功率100%の実績と即日対応

退職代行ローキでは、これまで退職できなかった方はゼロです。退職成功率100%を継続中で、万が一退職できなかった場合は全額返金保証もあります。申し込みはLINEでの無料相談から始まり、決済とヒアリングシートの送信が完了すれば、翌日8時以降の即日対応が可能です。全国対応で、会社への連絡はすべてローキが代行するため、会社の人と直接話す必要は一切ありません。

退職代行ローキは労働委員会の資格審査を受けた合同労働組合が運営しており、MyBest退職代行ランキングで1年4ヶ月(2026年4月現在)連続1位を獲得しています。信頼と実績に裏付けられたサービスです。

退職代行の選び方に関するよくある質問(FAQ)

退職代行は弁護士と労働組合どっちがいい?

コストパフォーマンスを重視するなら労働組合がおすすめです。2万〜3万円台で団体交渉権に基づく交渉が可能です。一方、訴訟リスクが高い場合は弁護士への依頼が安心です。退職代行ローキなら労働組合運営でありながら、退職を理由とした損害賠償請求や懲戒解雇処分に対して追加料金なしで弁護士が対応するため、両方の強みをカバーできます。

退職代行で有給消化の交渉はできる?

弁護士や労働組合が運営する退職代行なら、有給消化の交渉が可能です。民間企業の退職代行では交渉権がないため対応できません。有給休暇が残っている方は、必ず交渉権のあるサービスを選びましょう。

退職代行を使うと損害賠償を請求される?

通常の退職で損害賠償を請求されることはほとんどありません。ただし、会社に故意で損害を与えた場合や機密情報の漏洩などがあれば別です。万が一に備えて、弁護士対応が可能なサービスを選んでおくと安心です。注意点として、損害賠償請求を無視すると債権額が確定するおそれがあるため、通知が届いた場合は必ず対応しましょう。

退職代行の料金相場はいくら?

民間企業は1万〜2.4万円、労働組合は2万〜3万円、弁護士は5万〜10万円が相場です。ただし料金だけでなく、追加料金の有無や対応範囲も含めて比較することが重要です。

退職代行を使って後悔する人の特徴は?

後悔する人に共通するのは、料金の安さだけで業者を選んでしまったケースです。交渉権のない民間業者に依頼して有給消化ができなかった、サポート範囲を確認せず書類が届かなかったといったメリットとデメリットを比較せずに依頼した結果、後悔につながっています。事前に運営元の種類と対応範囲を確認することで、こうした失敗は防げます。

まとめ|退職代行選びで後悔しないために押さえるべきポイント

退職代行サービスの選び方で最も大切なのは、自分の状況に合った運営元を選ぶことです。本記事で解説した7つのポイントを改めて整理します。

運営元の法的権限(交渉権の有無)の確認が最優先です。そのうえで、料金の総額と追加料金の有無を比較し、実績件数と成功率の信頼性を見極めましょう。さらに返金保証の有無、口コミや評判の確認、損害賠償や懲戒解雇への対応力、アフターサポートの充実度までチェックすれば、業者選定で失敗する可能性は大きく下がります。

退職代行は、正しく選べば安心して退職できる心強いサービスです。選び方に迷ったら、まずは無料相談で自分の状況を伝えてみることをおすすめします。

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執筆者:労働基準調査組合執行委員 谷本祥子

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この記事を書いた人

谷本 祥子のアバター 谷本 祥子

執行委員長の谷本祥子です。アパレル・エステ業界での勤務を経て、自身も理不尽な退職引き止めや労働軽視の現実に直面し、強い危機感を抱いたことが活動の原点です。「一人で苦しむ労働者をなくしたい」という一心で、退職代行やハラスメント相談、未払い賃金の交渉など、労働問題に真摯に向き合い、労働法に基づいた実効性のある支援で働く人を守ります。

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