急に退職したことにより謝罪を要求してきた歯科医院
- 2025.03.17
- 2025.03.17
実行日 | 2025年3月 |
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組合員 | Kさん |
年齢 | 40代 |
地域 | 神奈川県 |
職種 | 歯科助手 |
雇用形態 | 正社員 |
トラブル種別 | 謝罪の強要 |
歯科クリニックに勤務していた K さんが退職の意思を伝えたところ、院長らは「突然辞めたことで他のスタッフに迷惑がかかった」とし、謝罪や反省の言葉、さらには退職届・誓約書の提出を強く求めてきました。
「誠意ある対応がなければ話し合いに応じない」とまで言われ、感情的なやり取りが続く中、当組合は約 2 か月にわたり電話とメールで粘り強く交渉を行いました。
当組合は、退職は労働者の自由な意思によるものであり、法的にも謝罪義務は存在しないことを会社側に説明。最終的に、依頼者が直接謝罪することなく、会社側の感情的な要求にも応じることなく退職手続きを完了させることができました。
どれほど強硬な主張をする会社であっても、当組合は常に冷静に法的根拠に基づいて対応し、依頼者の不利益を防ぐために最後まで寄り添った交渉を行っています。