誰かに嫌なことを言われたら
- 2023.06.25
- 2023.06.25
今日は嫌なことを言われた時の考え方についてお伝えします。
私は普通の人よりもフォロワーが多く、
出版もしているので露出度が高いためか、
さまざまなことをよく言われます。
はっきり言えば、ボロクソに言われています…笑
一方で批判を受ける中で気がつくこともあったので、
そのことを皆さんにお伝えできればと思います。
批判なんて適当な意見にすぎない
私は批判を受けるなかで気がついたのですが、
批判をする人たちは「謎のマイルール」を持ってきます。
そのマイルールは例えば…
・アニメ好きな奴はキモい
・大卒ではないとダメ
・偉そうなことを話すな
・年収1000万円ないとダメ
・実家暮らしをしている奴は負け犬
・子どもを育てていない人は発言権がない
・車を持ってないやつはバカ
・スポーツカーに乗ってるやつはバカ
・猫を好きなやつはアホ
などの内容です。
一見すると「そうなのかなぁ…」と思えますが、
安心してください。
これらの批判は基準が曖昧すぎます。
上記の発言には次のような反論が可能です。
「子どもを育てていない人は発言権がないなら、独身の人にも参政権があるのは何故ですか?」
「アニメはダメで漫画が良い理由はなんですか?」
「実家で介護をしている人は負け犬なんですか?」
この質問に対して、マイルールを押し付ける彼らは「それはそれ、これはこれ」などの話を持ち出し、「自分はいいけどお前はダメ」などの暴論さえ持ち出してきます。
私は「元自衛官アピールするな!」や「元自衛官の看板で商売をするな!」とよく怒られますが、そういう人に限って元自衛官で「これは私の勤務時代の写真です!」と投稿したり、Youtubeチャンネルをこっそり持ってたりします。
明らかに彼らの発言と行動に矛盾が生じていますが、この手の「言動不一致運動」が世の中には数多くあります。
結局のところ、批判する人たちの意見とは「俺がムカつくから嫌なんだ!」ということにすぎないのです。
批判を受け止めなくてはいけないとき
一方で「批判されて当然だな」という発言や行動ももちろんあります。
それは言動に「社会規範の逸脱」がある場合です。
例えば、
・大麻は身体に良いから学校でも吸おう
・小学生からお酒は飲むべきだ
・ホームレスは生きる価値がない
・同性愛者はレストランから出て行け
・近所のコンビニを爆破したい
・日本で起きるテロはいい傾向だ
このような発言は、明らかに社会規範から逸脱していますし、どう考えても容認ができないため、批判されて当然です。
これは「誰かのマイルールから発生する批判」ではなく、明確なルール(社会規範)違反から発生する批判だからです。
コンプライアンスや倫理を外れるようなことを容認しては、社会が大きく乱れてしまいます。
逆を言えば「社会規範内の発言」であれば、批判される筋合いはありません。
倫理観や道徳を学ぶ大切さとは「ルールから逸脱しないため」なのです。
「社会規範」を常に意識しておくと、「自分の発言に対する批判が正当なのか?」と判断ができるため、心がぶれなくなります。
批判を必要以上に恐れてしまう方は意識をしてみるといいでしょう。
批判を気にしないために
しかし、悪いことをしていなくても批判をされると気持ちがざわざわするものです。
そこで、気にしないための心構えをいくつかご紹介できればと思います。
・ヒマ人ほど他人に対して文句を言う
他人に対して文句を言う、「こいつはダメだ!」とジャッジをする人たちはほぼ「ヒマ人」です。
自分の人生を頑張らない暇な人ほど、他人の人生に口を出し「〇〇でないからダメ」と言ってきます。
私の親戚に「他人の文句しか言わないおばさん」がいますが、彼女は年金暮らしで暇を持て余しているので、他人に対してずっと文句を言っています。
人間はヒマになると他人がやることが気に食わなくなり、アレコレと文句を言いたくなるのです。
もちろん、批判が正当なものであれば受け止めたほうがいいですが、ヒマ人たちの批判は「俺が嫌だからダメ」という話にすぎないことがほとんどです。だから必要以上に受け止めてはいけません。
また、ヒマ人ほど他人の失敗を覚えていますし、他人の失敗を嬉しそうに語ります。
でも、本当に忙しい人は自分のことで精一杯ですぐに忘れてしまいます。
満たされない人生を誰かを馬鹿にすることで満たすのがヒマ人なのです。
もし、批判を受けたときは「この人はヒマなんだな」と思ってみるといいでしょう。
嫉妬は下から上に起こる
嫉妬とは基本的に下記の状況で発生します。
・自分と近い境遇
・相手がとても羨ましい
・自分がその立場にいる可能性がある
それゆえに私たちは大谷翔平には嫉妬しませんが、成功をしている会社の同僚や大学の同級生には強い嫉妬心を抱くのです。
そして、「行き場のない嫉妬心」は相手を引きずり落とすことに労力を注ぐことになります。
陰口や悪口を多くいう人達は、相手を引きずり落とす努力をし、相手を下ろすことで自分の地位を上げようとしています。
そういうときは「あ〜、自分が成果を出すとこの人は腹が立つんだな」と思ってみてください。
「悪口を言わないでください」と言っても意味がないですし、唯一あなたができる復讐は幸せになることです。
しかし、あなたが悪口に負けてしまうと相手の思うツボです。
「自分が幸せになることが相手への復讐」と考えるといいでしょう。
ヒマ人の呪いに負けてはいけない
批判や悪口は「ヒマ人」の呪いです。
あなたが悪いことをしているから批判を言われているわけではなく、ただ「気に食わない」という理由だけで批判されることもよくあります。
また、批判の中には
「そのままの人生が幸せだ!」
「いま会社を辞めるな!」
などの意見もあります。
しかし、人生は自由です。
自分が「これが正しい」と思えるなら、その行動が正解です。
一方でヒマ人の呪いに耳を傾けてしまうと、心が縛られてしまい、人生が退屈になってしまいますよ。
ヒマ人の呪いに負けず、ぜひ自分で人生を選択し、幸せになってください。
本日のコラムはここまでです。
それではまた来週!
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コラム編集者
著者プロフィール
ぱやぱやくん
防衛大学校を卒業し、陸上自衛隊に幹部自衛官として勤務をしていたが、退職後にのら猫になった男。文章を書く事が好き。「意識低い系」で、自分が主役になるのが嫌い。
ミリタリーよりも可愛いものが好き。名前の由来は、幹部候補生学校で教官からよく言われた「お前らはいつもぱやぱやして!」という叱咤激励に由来する。
【著書】陸上自衛隊ますらお日記/飯は食えるときに食っておく寝れるときは寝る/弱さを抱きしめて、生きていく/など