ぱやぱやくんが思う「ブラック企業あるある」②&生きる決意を持とう
- 2023.08.20
- 2023.08.20
みなさん、ブラック企業とはどんな会社をイメージしますか?
今回のコラム前半は前回の「ブラック企業あるある」の続きをまとめてみました。
また後半は「生きる決意を持とう」というコラムになっています。
ブラック企業あるある入社後(前回コラムの続きです)
・昼休みや休憩を取るときに「休憩を取らせていただきます。ありがとうございます」とみんなに連絡する。
昼休みや休憩は労働者の権利であり、経営者が「お前らは頑張っているから褒美をやろう」と社員にあげるものではありません。しかし、ブラック企業は「謎の忖度」が多い不自由なことが多いです。
・管理職がよく「ここで通用しないやつはどこにも通用しない」とメンバーに語る
この手の管理職は大抵の場合はその会社、もしくはもう1社ぐらいしかキャリアありません。
つまり、他の会社のことなんて全くわからないのに「ここで通用しないやつは〜」と語るのです。
・同業他社からマネージャーがくると「この会社はちょっとやばいよ」という愚痴が漏れる
杜撰(ずさん)な勤怠管理や部下への暴言などがあり、転職組が「転職は….まあ失敗ですかね」とときおり漏らします。
・取引先の営業に対して非常に横柄
ブラック企業は取引先を「ビジネスパートナー」としては考えていないことが多く、「下請け」と考えています。
取引先の営業に対して、無理難題を伝えたり、電話でキレることでストレスを発散します。
・そもそも人事部の退職者が多い
人事は営業と異なり、専門性が高く、採用までのハードルが高いので離職率は低い傾向にあります。
しかし、ブラック企業の人事部は役員たちから不条理を言われ、退職者は労基署に駆け込み、社員は労働基準法を無視して働いています。そうした企業で人事をやっていると「自分の仕事はなんか価値があるのだろうか…」と無気力を感じてやめてしまうのです。
・「アルバイトかよ?」というぐらいメンバーがコロコロ変わる
社員がすぐにやめてしまうので、チーム編成がバイトシフトのようコロコロと変わります。
そして、この手の会社は「アルバイトの方が時給がいいのでは?」と疑問を抱くようになります。
正社員という身分と引き換えに「長時間労働」という悪夢に耐える必要があります。
・パワハラ上司が休職をしている
攻撃的なパワハラ上司は「ジャイアン」というイメージがありますが、ブラック企業ではなぜかパワハラで有名だった管理職が休職をしています。この負の連鎖に巻き込まれてくなかったら、転職をしましょう。
・土曜日を出勤日にして、その日は社員全員に有給消化させる
有給は労働者の権利であり、年に消化しなくてはいけない有給日数も決まっています。
しかし、ブラック企業はあの手この手で社員に有給消化をさせまいとしてきます。
・土曜日を出勤日にして、その日は社員全員に有給消化させるなんて最悪ですよ。
・休憩時間の会話が下世話
休憩時間の会話が「愚痴」「ギャンブル」「酒」「下ネタ」のどれかであり、返答は全て「そうすね〜」で返すことができます。
また、休憩時間や飲み会で話したプライベートの話は「オープン情報」となり、全員が知っているのは不思議です。
・管理職がメンバー全員を送信先にした「嫌みメール」を普通に送ってくる
管理職は相手にネガティブなことを伝えるときは「対面で話す」「他のメンバーはいない」「褒めるべきところも言う」などのルールがあります。しかし、ブラック企業の管理職はメンバー全員宛のメールに「特定のメンバーへの嫌み」をわざわざ送ってきます。管理職からの呪いのメールが届くのがブラック企業です。
下記からは別のテーマになります。
人生で一番大切なことは….
皆さんは人生で一番大切なことはなんだとお考えですか?
私は生きる上で一番大切なことは、まずは「生きる決意」を持つことだと思っています。
生きる決意とは「辛いことが多くても生きていくぞ!」と心に誓うことです。
現代の日本では生きる決意がなくても生きていくことが可能です。
今の時点では、日本は平和な社会ですし、命を奪われる危険性が低いからです。
朝起きてご飯を食べ、ダラダラ仕事をして、昼休みにご飯を食べて、ときどきサボって、家に帰って、お酒を飲んで寝るだけの人生だって可能です。
こうした人生には「生きる決意」は不要なのですが、その一方で「なぜ自分は生きているのだろうか?」というぼんやりした疑問が浮かんできます。
しかし、戦場ではそうはいきません。
「何日も眠ることができない」「身体のあちこちが痛む」「敵の砲弾が間断なく落下する」「仲間が倒れていく」
こうした戦いがいつ終わるかわからない環境では「それでも自分は生きていく!」、「必ず生きて帰る!」という決意を持っておかないと、生きるのが嫌になってしまいます。
このため、「生きる決意」を、毎日心に抱きしめておく必要があります。
ここでちょっと考え直してみてください。
先ほど私は、「日本は平和な社会」と書きましたが、現代の日本には「死には至らないストレス」であふれかえっています。
みなさんも、思い当たることが多いと思います。
経済不安、新しい伝染病、戦争などの不穏なニュースのような日本を取り巻く状況の変化だけではなく、身近なところでも「言うことをコロコロと変える上司」「嫌味ばかり言う同僚」「生意気で言うことを聞かない後輩」「イライラする満員電車」「ネットの悪口コメント」など、あなたの心を荒ませるような出来事で世の中はあふれています。
なんとなく生きていける日本社会だって、「生きる決意」を持たないとやはりしんどいのです。その意味では、平和な日々の中でも「なぜ自分は生きているのか?」という疑問に答えつつ、厳しい状態を生きていく中で必要な「生きる決意」を抱くのが良いでしょう。
生きるべき目標を探してみよう
戦争映画などで「戦争が終わったら結婚しよう」とか「子どものためにも生きて帰りたい」と語る兵士の姿を見たことがあると思います。
これらは一般的に「死亡フラグ(死ぬ前の前振り)」とネットで揶揄されています。
しかし、米軍の研修では「大切な人がいる兵士」は生存確率が高いと教えています。
その理由は、大切な人と生き延びるために慎重に行動し、困難の状況でも「生きて帰るんだ!」と信念を持って行動をするからだと説明されています。
人は「自分のため」と思うよりも、「大切な誰かのため」と思ったほうが生きるパワーが湧いてきて、生命力がみなぎると言われます。
例えば、日本文学の名作として名高い『走れメロス』でも「妹」と「親友」のために死力を振り絞ったことで、メロスは時間内に完走することできました。もし自分だけのために走っていたとしたら「もう無理だ……」とその辺で倒れていたに違いありませんよね。あるいは、「どこかに逃げてしまおう」と考えるかもしれません。
また、先ほど言ったような「死亡フラグ」を自ら立て、公言することにも意味があります。
なお、この大切な人は、恋人や家族だけでなく、「密かに恋心を抱いている相手」や「飼っている犬や猫」でも構いません。
要するに、自分が「この人、物のためなら!」と思える対象を見つけることが、あなたの心に生きる決意をみなぎらせてくれるのです。
生きるのが辛い人はぜひ試してみてださいね。
本日のコラムはここまでです。
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