ぱやぱやくんから「上司に振り回されているあなたへ」
- 2025.08.03
- 2025.08.03

今回は、上司に振り回されてプライベートの時間が侵害されている方からの相談をもらいました。
質問
営業部で働く28歳の男性です。上司からの仕事以外の依頼に、どう対応すべきか悩んでいます。
部署の飲み会の幹事や、休日のバーベキューのスケジュール調整など、プライベートに食い込む業務が徐々に増えてきました。
先日も「休日に部の懇親会があるから、手配を頼むよ」と言われ、自分の予定を全てキャンセルすることになってしまいました。断ると人事評価に影響するのでは、という不安から、嫌々引き受けている状態です。
上司との良好な関係も大切ですが、休日も仕事の延長のような状態で、プライベートな時間が持てません。このような状況でどうしたらよいか、わからなくなっています。
その会社で昇進したいなら付き合う、そうでなければ断ろう。
まず最初に、とても大切なことをお伝えします。それは「あなたがその会社をどう思っているか」によって対応が変わるということです。
もしその会社が本当に好きで、長く働きたくて、昇進も希望しているなら、ある程度は上司の業務外依頼に付き合った方がいいかもしれません。
なぜなら、そうした懇親会や社内イベントは「非公式なコミュニケーション」の場であり、昇進や人事に影響することがあるからです。
でも逆に言えば、その会社で昇進する気がない場合は、無理に付き合う必要はありません。あなたの人生の時間は有限です。本当に大切にしたいことのために使うべきです。
「都合のいい人」をやめるために
さて、あなたがもし「その会社で本気で昇進を目指すわけではない」というのなら、上司の業務外依頼にどう対応すればいいでしょうか。
ポイントは「都合のいい人」をやめることです。
私が自衛隊で学んだのは、「いい人だと思われたい」と思って行動すると、たいていの場合は「都合のいい人」になってしまうということです。
まず、すぐに「はい、わかりました」と返事をするのをやめましょう。
「少し検討させてください」とか「スケジュールを確認してから返事します」などと一呼吸置くんです。相手は「あれ、この人は簡単にOKしてくれないな」と思うようになります。
次に、もっともな理由をつけて距離を置くことです。「あいにくスケジュールがあって、その日時だと対応できそうにないです」など、やんわりと断ってみましょう。
そして、もし引き受ける場合でも条件をつけることです。
「今回は対応できますが、休日や夜は予定が入ることがあるので、次回以降は難しいかもしれません」など、境界線をはっきりさせます。
自分の人生は自分のもの
最後に、一番大切なことをお伝えします。それは「あなたの人生はあなたのもの」だということです。
あなたが休日にバーベキューの準備をしている間に、本当はもっと大切なことができたかもしれません。家族と過ごす時間、自分の趣味を楽しむ時間、将来のスキルアップのための勉強時間。
そうした時間を犠牲にしてまで、上司の都合に合わせる必要があるでしょうか。
私が転職後に気がついたのは「自分の時間は自分のものでしかない」ということでした。
会社は自分ではないし、上司も同僚も自分ではありません。所属する組織は生き残るために選ぶものであって、自分の人生を捧げるためのものではないのです。
失った時間は二度と戻ってこないのです。自分の時間は、自分や自分の大切な人のために使うべきです。
もちろん、その会社で本気で成功したいなら話は別です。でも、そうでないなら、あなたには「NO」と言う権利があります。その権利を使って、自分らしい人生を歩んでください。
人間関係はできる限りビジネスライクで構いません。仕事の意思疎通ができていれば十分です。
あなたが幸せになることが、結局は一番良い選択なのですから。
本日のコラムはここまでです。
それでは、また次回!
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