院長が退職の意思表示を無視し続けた歯科医院
- 2025.01.29
- 2025.01.29
実行日 | 2025年1月 |
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組合員 | Iさん |
年齢 | 20代 |
地域 | 東京都 |
職種 | 歯科助手 |
雇用形態 | 契約社員 |
トラブル種別 | 退職拒否 |
Iさんからの相談は、退職の意思を伝えたにもかかわらず院長からの返答が一切なく、折返しの連絡もないまま話が進まず困っているというものだった。電話連絡を複数回行っても、院長が不在との理由で取り次がれない状況だった。
当組合では、電話に加えて内容証明郵便による退職通知を行い、退職意思を正式に記録として残す対応を実施。また、FAXやメールの送信を会社側に打診したが「院長に確認しなければ教えられない」との理由で断られたため、改めて郵送による対応を通告。
結果的に、書面到達後に院長が退職を認め、即日退職が成立した。今後も記録の残らない口頭対応のみに頼らず、確実な意思通知の手段を講じていく。